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キニコトの釜戸

気になるコト、モノを綴る雑記です。

「はてしない物語」(推し本の紹介)ファンタジーの最高傑作はこれだ!

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はてしない物語」という作品を知っていますか?
エンデというドイツ人作家の児童文学です。

 

早い話、映画のネバーエンディングストーリーの原作本です。

 

作者はこの映画の出来にハンパじゃなく激怒?したらしいですがぼくは好きですね 。思い出補正感は否めませんが…

 

しかし原作本の方が断然おもしろいので紹介してみます。

 

内容はファンタジーモノです。ファンタージェンという世界を救う為に選ばれし勇者が旅に出る!というと、よくある感じでベタな感じなんですが

 

構成が一風変わってます。

 

本を読んでいる読者の話と、その本の中で旅をしている主人公の話が交互に展開していき、やがて一つになっていきます。

 

読んでいる少年が「わ!」とか驚いたりすると、本の中の主人公が「え!?ちょ、なに!今何か聞こえた!?」みたいな描写もあって楽しいです。


読んでると、こちらも一緒に旅をしている感覚になるんですよね。トリップ感がすごくて本好きには、たまらない内容で夢があります。

 

ベタな感じとか言ってしまいましたが、内容もただの冒険話ではなく、時に哲学的だったり深く考えさせられる内容があります。

 

僕たちが本を読む意味とか、気づいたら置いてきてしまった事や、本を閉じた後の世界の事とか。色々と考えさせられるけど文章は全然固くないし読みやすい。これは訳者の方が凄いのかもしれません。児童文学の「児童」って括りは好きじゃありませんが子ども大人も誰でも楽しめます。


想像してイメージに残りやすい描写も多いんですよね。キャラクターも変な奴らだったり奇妙なオブジェとかも、てんこ盛りでワクワク感が読んでいる間止まりません。ぼくが再読するのも、またこいつらに会いたいからってのもあります。この作品を読んでファンタージェンに一度でも訪れた事のある人ならまた行きたい!って思うハズです。


あと、この作品を読んで3日ぐらいは必ず不思議な夢を見るます。何度か再読しているのですが、その度に不思議な夢をみるんですよね。この作品は何か強いパワーがあるのかもしれません。ほんと、この作品はオススメです。

 

また、岩波少年文庫で上下巻で出ていますが、これは絶対ダメだ!って怒る人がいるのですが、ぼくはそうは思いません。確かに読んでみると分かる事なんですが、この作品をハードカバーで読む「理由」というのもあります。

 

しかし、それでダメ出しをして読まない方が、この最高な作品を読む機会を逃してしまうので勿体無いと思う。ハードカバーは文庫で読んでみて気に入ったら買ってみても良いと思うんですよね。あと、文庫版は外とか持っていけるので良い感じです、旅行した先の宿とかで読んだりすると気分良いんですよね。安いし!でも、どちらにも良さはあります。実際に、ぼくも文庫もハードカバー版も両方持ってます。ハードカバー版はゴツいしデカいし分厚いですが、インテリアにもなってオシャレですよ。

 

 

 

岩波少年文庫の上巻と下巻です。

  

 

ハードカバー版です。デカいけど愛おしい宝物になります。

 

 

すでにファンタージェンの住人にはこちらを。

 

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