キニコトの釜戸

気になるコト、モノを綴る雑記です。

それなら江戸川乱歩を読もうぜ(江戸川乱歩作品の魅力とオススメ作品を挙げていく)

乱歩作品の魅力

 

何かおもしろい本ない?って人でまだ読んだ事の無い人には江戸川乱歩の作品を強くオススメします。

 

江戸川乱歩の作品は、

読む見世物小屋みたいな感覚で、とにかく面白いですしマジでぶっ飛んでます。

 

江戸川乱歩と言えば、推理小説で探偵とか出るやつだよね?って印象が強いのですが、

それだけではありません。

 

確かに推理やトリックはあります。
しかし、ぶっちゃけ推理やトリックは、そこまで凄くもないし凝ってません。

 

漫画で金田一少年の事件簿ってありますよね?
あれのトリックの方が数倍すごいと思います(ちなみに私は一度も犯人を当てた事がないです)

 

先にも書きましたが、

私なりに考える乱歩作品の肝は危ない見世物小屋的な感覚です。

常人には考えもつかない様な突拍子もない話の連続です。

 

 

・怪しい世界

・異形の人々や障害者がたくさん出てくる

・おどろおどろしい人間ドラマ

・グロいんだけど、美しい

 

 

もちろん、上に書いた様な見世物小屋的な、おどろおどろしさだけではありません。
キャラ立ちした魅力的な人物もたくさん出てきます(怪人20面相、黒蜥蜴)
また、ホロリと切ないエピソードなども。

 

でも、やはり読んでいて気がつくと、どこか怪しくておかしい連中や話になっていき読者であるぼくたちが、おかしな世界に迷いこんでしまう。トリップ感満載の話。

 

そんな話が本の中に散りばめられています。
こればかりは読んでみて体験して下さいとしか言えないので、何点かオススメ作品を紹介します。

 

あと、江戸川乱歩の文章は全く硬くありませんので読みやすいです。

 


人間椅子


ズバリ何のヒネりもなく、男が椅子の中に内緒で入り、男が中に入っていると気付かず
女が座り男は快感を…って変態ですね。短いのですぐ読めます。

 


・パノラマ島奇談

 

大金持ちが法の及ばない島を作りパーティーする話。

 


・白髪鬼

 

あまりにもヒドい事をされて髪の毛が真っ白になってしまった男が復讐の為、
鬼になる。極上のエンタメ小説です。

 


・屋根裏の散歩者

 

屋根裏に住む妖怪みたいな男の日常、乱歩作品は変なイカれた人が多いのも特徴です。

 


怪人二十面相(少年探偵シリーズ)

 

児童向けの本。だけど怪人20面相が紳士で、とにかくカッコいい。
読みやすくてオススメ。

 

・孤島の鬼

 

江戸川乱歩の魅力全てが詰まっている作品。最も気に入っている私的なマスターピース。もう何度も読んでいます。他の乱歩作品を読んでいる暇が無いって人もこれだけは読んでって下さい。お願いします。

 


・黒蜥蜴

 

黒蜥蜴という女泥棒が出てきますが、スピンオフを希望するぐらいカッコいいです。

 


・芋虫

 

戦争で手足が無くなって芋虫の様な姿になってしまった男と、男を看病する妻の話。
夫と妻の愛に泣き、切ない話です。乱歩はこんな話もかけるからスゴいです。

 

 

他にもありますが、こんな感じでしょうか。

 

江戸川乱歩傑作選

人間椅子、屋根裏の散歩者、芋虫はこちらの傑作選に収録されています。

この 傑作選は乱歩エッセンス、いや乱歩汁が満載なので初めて読む人には最適ですね。

 

孤島の鬼

孤島の鬼は、何度も読んでいる乱歩の中で一番好きな作品です。